【PCB】塩化ゴム系塗料に含有

PCB が一部の塗料に可塑剤として添加されており、昭和 41 年から、昭和 47 年1月までに製造された塗料が使用された道路や、橋等の、鋼構造物の塗膜から PCB が検出されている。 これらの塗膜に含有する PCB の濃度は低濃度のものが多い、しかし一部には高濃度のポリ塩化ビフェニル廃棄物 (PCB)として発生しているものも存在する。PCB廃棄物については、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法(平成13年法律第65号。以下「PCB 特別措置法」という。)に基づき、高濃度PCB 廃棄物及び高濃度PCB 使用製品(以下「高濃度PCB 廃棄物等」という。)の保管・所有事業者は処分期間内の処分等が義務付けられている、中でも高濃度PCB廃棄物等は2023年3月31日までとなる為、時間に余裕を持ち、事前調査をすることが重要である。
情報整理
(1)製品として昭和 41 年( 1966 年)から、通商産業省(当時)から製造中止の通達が出された昭和 47 年( 1972 年)1月までとされていることから、以下の塗料のうち、これらの期間に製造されたものに限り PCB を含有しているものとする。
(2)PCB 含有塗料
関西ペイント株 ラバマリンプライマ、ラバマリン中塗、ラバマリン上塗中国塗料株 「ラバックス」シリーズ日本ペイント株 ハイラバー E 東亜ペイント株 )(現 株 トウペ) SR ハイコート、 SR マリン A
(3) 塗膜が PCB 廃棄物として確認された施設等
鋼製橋梁・洞門・排水機場の鋼構造物・鋼製タンク・石油貯蔵タンク・ガス貯蔵タンク・水門・鉄管の鋼構造物・船舶・橋梁・道路橋・鉄道橋洞門・排水機場・ダム・水門等・タンク・石油貯蔵タンク・ガス貯蔵タンク。

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