PCB処理 付帯業務
PCB処理 付帯業務の内容
PCB採取分析
国内メーカーが平成2年(1990年)頃までに製造したトランス(変圧器)等の重電機器中の絶縁油に微量のPCBが混入している可能性があり、分析により確認する必要があります。
絶縁油中のPCB含有分析を行い、分析結果としてPCB濃度が0.5mg/kgを超える場合は、PCB廃棄物(特別管理産業廃棄物)に該当するため、PCB特別措置法と廃棄物処理法の対象機器として、届出・適切な保管・処分が必要になっています。
PCBの環境中への漏洩、流出の防止を第一に考慮しなければならないため、
PCBを保管している事業者はエリア、濃度ごとに定められた期限までに処理することが義務付けられています。
電気機器リース(変圧器・コンデンサ)
PCB含有機器の更新工事には高額費用がかかるため、多くの企業が更新計画を先送りしています。
御社で所有している変圧器やコンデンサを、出光クレジットによるリースに変更してみてはいかがでしょう?
※他リース会社での変圧器・コンデンサのリース取り扱いは〝ほぼ皆無〟
活線絶縁診断とは?
⾼圧電気設備の⾒えない所で進⾏している絶縁劣化の兆候(部分放電)を
電気機器を運転したまま検出できる診断サービスです。
診断対象電機設備
以下の診断対象となる電気設備をご使用中の方はご相談ください。
電動機
変圧器
遮断機
ケーブル
配電盤 等
※使⽤開始から10年以上経過は要注意
※1⽇に30基程度の診断が可能です。
メリット
- 運転したまま短時間で診断が可能なので、生産活動への影響を最小限に抑えられます
- 精密診断の1/3〜1/6ほどの低コストの為、問題兆候が発見された機器を改めて精密診断にかけることによって、故障リスクを低減し、保全費の大幅に削減に繋がります
- 突発停止を未然に防止し、設備の計画的な更新を行うことができます
安定器とは?
蛍光灯器具 (オフィス・教室用等)、水銀灯器具(高天井用・道路用)、低圧ナトリウム灯器具 (トンネル用)等の
ランプを安定的に点灯させるための装置で、安定器によっては、内部にBCBが封入されたコンデンサが存在します。
40年以上が経過するPCB使用安定器は、劣化して破裂しPCBが漏えいする事故が発生しています。
このような事故は一度調査して PCB 使用安定器が存在しないとされた建物でも起きています。サンプル調査を
行ったことが原因と考えられますので全数調査を行うようにしてください。
廃安定器の仕分け
仕分け
高濃度PCB廃棄物でないものを取り除きます。
分別
- 保管された廃安定器を分別し、「PCB不使用安定器」を取り除きます。
取り外し
- 保管された廃安定器のうち、「コンデンサ外付け型安定器」のコンデンサを取り外します。(コンデンサはJESCOで処理)
- コンデンサ取り外し後の残部材(トランス部)は、PCB濃度分析により、低濃度であることを確認して、取り除きます。